めがね巻きが出来ると制作の幅が広がり丈夫な作品を作る事が出来ます
めがね巻きとは、ワイヤー類を使って石同志やチェーン、パーツを繋ぎます。9ピンを使うよりも装飾的で繊細な印象に仕上がります。又穴の小さな石に使え、金属パーツの口が開く事がありませんので、とても頑丈な作品を作る事が出来ます。
アクセサリー制作の基本9ピン曲げとTピン曲げを習得されてから、めがね巻きを学ばれました。難易度は高くなるものの、例えば横穴パーツの場合ですと、バチカンというパーツを使うという手段しか選択肢はありませんが、めがね巻きが出来るとその必要が無くなります。
今まで必要だったパーツが要らなくなったりもして、アクセサリー制作に柔軟に向き合える様にもなります。
是非覚えて欲しい技法です。
横に座って手の動きと工具の使い方をご覧頂きながら、私も細部を見せて頂きます。上手くいかなかった時はその原因を説明します。「失敗は成功の元」と言いますが、失敗するほど自分の弱点を見つけるきっかけになり改善に繋がります。後はどんどん練習するのみ。めがね巻きが出来ると強みになり制作の幅が広がります。この調子で色んなアクセサリー制作を楽しんで欲しいと思います。